賛同イベント/こがねい平和音楽祭 満員御礼!!

2カ月弱の短い準備期間で、出演者、スタッフは集まるのだろうか、チケットは売れるのだろうか、など様々な不安を抱えながらスタートした「こがねい平和音楽祭２０１５」ですが、ふたを開けてみたら、満員御礼の大成功に終わりました。

ひとえに、この日のために時間をあけ、入念な準備をしてくださった出演者の方々、「手伝うよ」と快く手を貸してくださったスタッフの方々、あちこちでチラシを配り、チケットを売ってくださった方々のおかげです。

１５０の椅子を用意した席はうまり、立ち見が出たほどでした。

小さいお子さんも２０人人以上来てくれました。安保法案を成立させないことを請願する署名も、ロビーで２３筆集まりました。

高校生による弦楽合奏

＜弦楽合奏団　Alegre＞ 大人の女性合唱

<こがねいピースハーモニー> 民族音楽

＜尾引浩志（ビッキー）＞ 腹話術

＜腹話術師　いずみ＞ ギターの弾き語り

＜内山智晶＞ ジャズボーカルとピアノ

＜章まりこ＞

＜成田教＞ ギターの弾き語り

＜マスター木村＞

と、盛りだくさんのプログラムで2時間があっというまに過ぎました。

最後に音楽ホールでは初めて披露された「みんなの９条のうた」によってフィナーレは大いに盛り上がりました。

これは、「みんなの憲法9条の歌制作実行委員会」の「若者向けのポップな9条の歌を作って」という無理なお願いに、マスター木村が応えてくれたものです。

「日本語の条文でポップな曲は無理。それに日本が誇れる9条を世界に向けて発信するには英語でないと」とマスタ―。ただ、英語の９条の条文には、「良い曲だけど、英語じゃみんなが歌えないね」という反応があり、全部オリジナルの日本語の３，４番が追加され、当日は楽しく、みんなで歌うことができました。

みんなの９条のうた

作詞：日本国　　補詞・作曲：マスター木村

Article 9.　Aspiring sincerely

to an international peace based on justice

and order, the Japanese people forever

renounce war as a sovereign right of the nation

and the threat or use of force as means of settling international disputes.

9ジョー　9ジョー　　あなたは　わたしのアイドル

In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.

９ジョー　９ジョー　守るわ　みんなのアイドル

誰にも変えられはしない　誓いは永遠さ

そんな屁理屈は通じない　そこまで馬鹿じゃない

二度と争わない　空でも海でも　大地（りく）でも

９条　９条

アナタは　わたしのアイドル　

誰にも変えられはしない　誓いは永遠さ

そんな屁理屈は通じない　そこまで馬鹿じゃない

二度と争わない　空でも海でも　大地（りく）でも

９条　９条

アナタは　わたしのアイドル　みんなのアイドル　　平和のシンボル

会場でのカンパとチケットの販売収益によって、９万円のおカネが集まりました。４万５０００円ずつ、「こがねいピースアクション」と「辺野古基金」に寄付することができます。ご協力してくださったみなさん、当日会場に足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。

音楽祭の開場時に、プロジェクターでこんなメッセージがスクリーンに流れました。

《平和を愛するこころ

「平和をかけがえのないもの」

－そう思う一人ひとりの強い意志

それが、戦争への最大で、本当の「抑止力」》

安全保障法整備による「抑止力」という主張に対抗する、市民の側からのメッセージとして世界に広がることを心から願っています。

実は、「こがねい平和音楽祭２０１６」はすでに日時、会場が決まっています。2016年9月3日。土曜日の夜、また同じ小ホールに「平和」を願う多くの市民たちが集う姿を心待ちにしています。

佐藤桂子（こがねい平和音楽祭２０１５実行委員＋「みんなの９条のうた」制作実行委員長）