8.30国会前10万人大行動！参加レポート

8.30国会前10万人行動に参加した、メンバーからの報告。

臨場感と平和への想いあふれる文章。読み応えアリ！です。

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8月30日13:00に武蔵小金井駅に集合，集まった人多さにも驚き、 お子さん含め年齢層も広く，初めてお会いする方もたくさんいた。 ピース君缶バッヂを皆さん、帽子にかばんに胸につけてくださり 中央線、最後車両に乗り込み国会前をめざす。

乗り換えの四谷駅 休日にこんなに降車があるのを見た事がない、 そしてトイレがイベント会場なみに長蛇の列 デモに行くのだろうと思う面々がどんどん丸ノ内線改札に入っていく。 ただならぬ空気を感じていたら、議事堂前決壊のニュースが飛び込んだ。 まだ14時になっていないのにだ。

霞ヶ関の出口をでるとそこはもうデモ会場。 街頭演説があり、道ばたに座っている方がたくさんいる。 こがねいピースアクションののぼりを立て参加者の記念写真をとった後 京王線ジャックして駆けつけた八王子アクションの黄色ののぼりと 道路の両脇に分かれる形で議事堂へ向かう。

決壊した後の国会議事堂前道路は、完全に広場と化していた。 あちこちで「戦争法案今すぐ廃案」「戦争する国絶対反対」

「安倍政権は今すぐ退陣」などのコールや楽器が鳴り響き、

耳に入ってくるコールに合わせながら、議事堂前をめざし小雨の中歩いた。

参加者の思いがつたわるプラカードもまた多様で、

広場はなんだかカーニバルのような華やかさも感じた。

途中動けなくなったり、また人の流れができたりを繰り返しながら

どんどん議事堂前に流れていく。

（誘導がないのであれ以上人が多かったちょっと危なかったと思う場面もあった。）

2012年6月のあじさい革命と言われる再稼働反対デモ、 あの日もバリケードは決壊したが、それでデモがお開きになった。 しかし今回は決壊してからも、熱気はどんどんヒートアップしていった。 熱気はすごいけど、平和を祈る気持ちが行動の原動力となっている人たちが

自発的に集まっているからか、とてもニュートラルな空気が流れていた。

帰りの電車の中、SNSで坂本龍一さんがスピーチした事、

野党4党種が握手した事、自由の森学園の生徒さんが「民衆の歌」

をうたったことなどを知る事になった。

Facebook上でたくさんの知り合いが写真を投稿していたが、

いつものデモのようにばったり出会わせる事もほとんどなかった。

それだけ人も多く、ごった返していた。

アワプラの白石さんが今日の国会前を「民主主義の解放区」と書いているが、

まさにその空気を感じる事ができてよかったとおもう。

しかも全国で大規模集会が行われたのだ。

大阪、広島、名古屋、をニュースで見たが、

実家のある徳島でも700人が参加していると聞いた。

日本中が揺れた日なんだと思う。

外国メディアも「政治にクールな日本人が・・』と一斉に報道しているようだ。

坂本龍一さんの言葉をかりれば、「憲法を自分たちの血肉化していく」

その一歩、そのきっかけの穴があいた日であると信じたい。

子どもたちが戦争に行かなくてすむ、世界中が戦争という手段を使わず

平和をキープできるそんな時代、ズーーート先のことかも知れないけれど、

そんな時代への小さな穴があいた１日であると信じたい。

日経新聞では内閣支持率がアップと報道され、

総裁選は安倍の一人勝ちなどとも言われている。

道はまだ遥か遠いが、なにかが始まったと確信した2015.08.30